訪問鍼灸たかコラムCOLUMN

2022.02.04 訪問鍼灸たかコラム
フレイル〈年齢に伴う衰弱〉 生活指導 機能訓練

【廃用性症候群】にならないために

廃用性症候群って聞いたことありますか?今回は廃用性症候群についてお話していきます!

◎廃用性症候群とは

 

廃用症候群とは、寝たきりなどで加齢や疾患などによる活動性の低下や過度の安静で生じる身体の障害です。

疾患により安静が必要なことはありますが、過度に安静にしてしまうと筋力が著しく低下してしまいます。

介護が必要な方や脳卒中などで寝たきりの方、大きな手術後の方に多く見られます。

 

◎原因

①過度の安静

②寝たきりや手術後による筋力低下

 

1⃣筋肉や骨の症状

①関節拘縮→関節の動きが悪くなる

②筋力低下→筋肉の働きが弱まる

③骨粗鬆症→骨の密度が減って骨が弱くなり骨折しやすくなる

④腰痛→筋肉も低下し身体を支えられず痛みがでる

 

2⃣内臓の症状

①心機能低下→心拍出量の低下により全身に血液が回らない

②起立性低血圧→急にたちあがるとふらつく

③静脈血栓症または塞栓症→血管内に血の塊ができるまたは詰まる

④誤嚥性肺炎→咳反射が低下し物を飲み込む働きが落ち唾液や食べ物、あるいは胃液などと一緒に細菌を気道に誤って吸引して起こる肺の炎症

⑤逆流性食道炎→胃から内容物が逆流し食道などに炎症が起こる

⑥排尿障害、尿路結石や感染

 

3⃣精神的な症状

①抑うつ→気分の落ち込み、やる気ダウン

②睡眠障害→不眠または過眠

③認知症→脳の機能異常

④せん妄→軽度~中程度の意識混濁を起こし、錯覚や幻覚、認知障害、不安や恐怖感、混乱や精神的興奮

⑤見当識障害→現在の年月や時刻、自分がどこにいるかな ど基本的な状況を把握することができなくなる

 

◎廃用性症候群を予防するには

①自分でできることはなるべく自分でする

②体を動かす習慣をつける

③食事はきちんと摂る

④リハビリを行う

 

廃用性症候群に一度なってしまうと、元の状態に戻すには時間が倍以上かかってしまいます。

なるべく動くように心がけていくことが何より大切です。

 

 

 

◎『訪問鍼灸たか』は地域包括支援(医療・介護サービス)と連携します

当院は、寝たきりになってしまった患者様や、自力での歩行が困難な患者様のご自宅に訪問し医療保険を使って、鍼灸マッサージやリハビリを行っています。

拘縮が強い方には可動域訓練、腰痛や神経痛の方には鍼灸治療やマッサージなど、患者様にあった治療方法を提案いたします。

医療保険を使用する為、介護保険を限度額まで使用されている方も限度額を気にせず利用できます。

また、ご自宅だけでなく、特別養護老人ホームやグループホームなどへの訪問も可能です。

クリニックの医師をはじめ、ケアマネジャー、訪問看護・リハビリステーション、訪問ヘルパーステーションの方々と連携をとって患者様のサポートを行います。


■当院では女性スタッフを担当にすることが可能です。
ご要望がございましたらご遠慮なくお申し付けくださいね☺

✔当院の施術者は
全員、国家資格保有の鍼灸師です*

✔当院は神戸の鍼灸院です
*鍼灸施術
*機能訓練等、徒手施術
を行っています。

✔筋拘縮を鍼灸で取り除きつつ
手技により血流をよくすることで
筋肉の緊張緩和を促すなど
患者さまのコンディションに応じて機能訓練も行っています。

✔鍼灸治療はWHOの治療効果が認められた治療法です。

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