脳出血とは
こんにちは!
訪問鍼灸たかです!
脳出血は、脳内の血管が破けて出血を起こしてしまっている状態をいいます。
出血を起こした血管の位置や程度により、出現する症状や後遺症の程度も様々となります。
⚫︎主な原因
脳出血の原因として最も多いのが高血圧です。高血圧は『生活習慣病』の一つとされており、過食や運動不足、多量の塩分・飲酒などによって引き起こされます。高血圧を放置してしまうと本来の血管の収縮性が衰えてしまい、硬くなってしまう『動脈硬化』が起こりやすくなります。
脳出血は、脳内の血管が動脈硬化によって硬くなり破けてしまうことで発症します。
⚫︎主な症状
出血が起こった場所によって特徴的な症状がでますが、どの部位でも比較的よく見られる症状が頭痛と嘔吐です。また、症状が突然あらわれるということも脳出血の特徴となります。
意識障害や半身の麻痺、しびれ等の感覚障害が起きることもありますが、これらは必ず起こるというわけではないため指標の一つとして捉えてください。
⚫︎出血部位と症状
脳出血は、出血部位によって治療方針や予後が大きく異なります。そして、出血部位によって特徴的な目の動きが見られます。
・被殻出血
半身麻痺やしびれ、目が同じ方向を向く『共同偏視』が見られます。
・視床出血
半身麻痺やしびれの他に、目が寄り目になって鼻先を見ようとしているような方向になる『内下方偏位』が見られます。
・脳幹出血
四肢麻痺や呼吸困難など重篤な症状とともに、目が全く動かなくなる『正中位固定』が見られます。脳幹出血は、他の出血部位に比べて予後が悪い出血となります。
・小脳出血
激しいめまいや、突然の歩行障害などが起こります。出血を起こしていない方向に目が向く『健側への共同偏視』が見られることがあります。
・皮質下出血
皮質下は他のに比べて範囲が広いためよりさまざまな症状が見られ、特徴的な目の動きは見られません。
皮質下出血共通の症状として、頭痛が出ることやてんかんのような症状があげられます。また、頭痛の位置も出血部位によって差があり、前頭葉は前頭部、頭頂部はこめかみ、側頭葉は耳の中や耳のすぐ前の軽い痛み、後頭葉は眼周囲の激しい痛みとなっています。
⚫︎主な治療
出血を起こした部位や出血量によっても治療は異なり、出血の増大を防ぐための治療や脳の腫れを軽減する治療、並行して呼吸などの全身管理も行います。
⁂当院の施術者は全員国家資格保有の鍼灸師です
⁂当院では *鍼灸施術 *徒手施術 *機能訓練等、 を行っています。 筋拘縮や関節拘縮を鍼灸で取り除きつつ 手技により血流をよくすることで 筋肉の緊張緩和を促すなど、 患者さまのコンディションに応じて機能訓練も行っています。
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