訪問鍼灸たかコラムCOLUMN

2021.07.27 訪問鍼灸たかコラム
脳血管疾患 フレイル〈年齢に伴う衰弱〉 機能訓練 鍼灸治療

【脳梗塞による後遺症】 発症後すぐのリハビリが大事! 早期リハビリで後遺症も軽減

脳梗塞のリハビリは3つの時期に分けて進めます。

  1. 脳梗塞の発症から約2週間までが急性期。急性期のリハビリは、発症時に入院した病院で行います。
  2. 発症から約3~6か月までが回復期。この時期にリハビリを行う場所は、リハビリテーション専門の病院や病床です。
  3. 自宅や施設に戻りリハビリを行う維持期。最近では生活期と呼ばれています。

 

急性期のリハビリ

急性期のリハビリは、基本的には発症から48時間以内に開始することが望ましいとされています。

寝たきりの期間が長くなると、筋肉が萎縮したり関節が固まって、動きが悪くなる拘縮が起きたり、骨が弱くなったりと身体機能の低下が起こります。

更に認知機能の低下も起こります。

このような状態を廃用症候群と呼びます。

 

廃用症候群の予防

定期的に行うストレッチや座る、立つ、車いすに乗り移るなどの離床訓練がメインとなります。

日常生活に必要な動作(ADL訓練)も開始します。

 

急性期の希望

次第に脳の血流が改善して脳のむくみがとれてくるので、ある程度の麻痺は回復します。さらにリハビリを行うことで、脳は別の領域の神経細胞が機能するように学習し快方に向かいやすくなります。

 

回復期のリハビリ

回復期のリハビリでは、症状の改善に加え、ベッドから一人で車椅子に乗り移るなど、さらに生活機能を高めるための訓練が行われます。

生活期のリハビリ

生活期のリハビリは、患者さんの自宅や施設で行います。

在宅でのリハビリのポイントは、転倒を予防し、自立した生活ができるようにします。

つえや車いすを使って積極的に外出すること意欲を持つことが大切です。

 

生活期のリハビリで注意したほうがよいこと

在宅に復帰することにより、リハビリ機会の減少・本人の意思による意欲の低下などがあります。

特に現在のようなコロナ禍では外出を控える方が多い為、活動量が低下し、身体機能の低下が目立つ方が多い傾向にあります。

 

当院の訪問鍼灸治療・マッサージ

拘縮部位など筋肉のこわばりのある所へアプローチを行います。麻痺による疼痛や筋肉の緊張を緩める治療方法です。後遺症のうち、過度な緊張で手足がつっぱっているような場合に行うことでリハビリを行いやすいコンディションを整えます。

生活期のリハビリであっても、生活機能を高めるための訓練・維持をするための訓練を取り入れていきます。

患者さんお身体の状態にあったバランスのよいケアが大切です。

 

■当院では女性スタッフを担当にすることが可能です。
ご要望がございましたらご遠慮なくお申し付けくださいね☺

✔当院の施術者は
全員、国家資格保有の鍼灸師です*

✔当院は神戸の鍼灸院です
*鍼灸施術
*機能訓練等、徒手施術
を行っています。

✔筋拘縮を鍼灸で取り除きつつ
手技により血流をよくすることで
筋肉の緊張緩和を促すなど
患者さまのコンディションに応じて機能訓練も行っています。

✔鍼灸治療はWHOの治療効果が認められた治療法です。

神戸の在宅治療院
・訪問鍼灸たか 本院
・訪問鍼灸たか 兵庫治療院
✆ 0120-939-797