訪問鍼灸たかコラムCOLUMN

2021.10.01 訪問鍼灸たかコラム
パーキンソン病 歩行訓練 機能訓練 鍼灸治療

当院のパーキンソン症状をお持ちの方に対する施術について

鍼灸マッサージ治療はパーキンソン病(パーキンソニズム含む)特有の振るえ、筋肉の強ばりの改善と進行を遅らせることが可能であり、西洋医学との組み合わせによる相乗効果が得られてます。

◆ パーキンソン症状について

① 無動・動作緩慢
動作が緩慢・顔の表情が乏しい・動き出しの遅滞・字が小さくなる

② 振戦(ふるえ)
安静時の振戦・ふるえ

③ こわばり(固縮)
筋肉が硬くなり、常に緊張状態になる。筋肉が硬くなり、関節も固まる。

④ 倒れやすくなる(姿勢反射障害)
体のバランスをとることが難しくなり、転倒しやすくなる。

⑤ 運動症状以外にも、非運動症状
便秘・気力低下・疲れやすい・情緒不安定や不眠 など[

◆ パーキンソン症状の特徴について

〇 初発症状は振戦が最も多い
〇 症状の左右差があることが多い
〇 足がすくみ、歩行困難状態になる事が多い

パーキンソン症状を緩和する為には
お身体の症状の度合いによって、鍼灸治療や可動域訓練などを見極めて施術していきます。
当院では局所だけでなく全身を診る治療を基本としていきます。
鍼灸治療は血液等の流れを促進し、自律神経系の機能を調整し、筋肉の緊張を緩めてくれる効果が期待できる治療法です。

◆ パーキンソン症状をお持ちの方への鍼灸・マッサージの目的

① 廃用症候群の予防改善・悪化させない
② 関節拘縮の予防改善・悪化させない
③ 姿勢不良の予防改善・悪化させない

◆ 施術内容について

● 筋緊張・筋疲労・疼痛 の緩和を目的とした鍼灸マッサージ
● 血流改善・関節拘縮の改善・進行を食い止める為を目的とした鍼灸マッサージ
● リラクゼーション効果

鍼灸治療

パーキンソン症状の代表的な症状は運動機能の問題です。
これらは筋と神経の命令伝達がうまく行われないことによって起こります。

パーキンソン症状の進行を抑えるには、運動が不可欠であるとされていますが、筋と神経系の命令伝達系の働きが低下している状態では、運動する意欲も低下します。
当院では、これらの運動器系の諸問題を改善することによって、日常動作を行えるよう
鍼灸・マッサージ 機能訓練(ストレッチ)治療を進めていきます。

 

◆ 他院との違い

通常の施術にプラスして、転倒予防・姿勢維持のために重点的に行っている事

① 足関節・足指の可動

足関節・足指の可動が狭くなりすり足歩行になっているケースが多く、立位不安定を防ぐために、施術ではしっかりと足関節・足指を動かし足を上げて歩くイメージを持ちやすくします

② 肩甲骨や背部・股関節など体幹を重視したストレッチ

(体幹の緊張がとにかく強い)

猫背がきつくなる円背と呼ばれる姿勢異常に移行するのを防ぐため
座位や仰向けで、患者さまは施術者に身を任せる形で極力脱力した体制で筋肉のこわばりに対してストレッチや可動域訓練を行います。
手足だけの鍼灸マッサージ施術は多いですが
当院では体幹の緊張を取っていくことが転倒予防の観点からは大事だと考えています。

マッサージ・ストレッチ

姿勢改善

③ 手引き歩行など歩行チェック

(足を上げる。すり足、すくみ足の修正)

患者さま自身が、歩きたいと思う意志に反して足がすくんで前に出ないなど
歩行の掛け声や対象に向かって足を出す練習などを行うことによりセルフイメージを高めることができます。
進行を抑えるためには「動かす」ということを続けることが大事だと考えます。

歩行訓練・機能訓練

◆ 最後に

当院では施術前に患者様の
血圧・体温・動脈血酸素飽和度(SpO2)測定を行います。
日頃の些細な体調変化を見逃さないよう、違和感のある際には体調・訪問時の報告を迅速に行うように心がけております。

 

■当院では女性スタッフを担当にすることが可能です。
ご要望がございましたらご遠慮なくお申し付けくださいね☺

✔当院の施術者は
全員、国家資格保有の鍼灸師です*

✔当院は神戸の鍼灸院です
*鍼灸施術
*機能訓練等、徒手施術
を行っています。

✔筋拘縮を鍼灸で取り除きつつ
手技により血流をよくすることで
筋肉の緊張緩和を促すなど
患者さまのコンディションに応じて機能訓練も行っています。

✔鍼灸治療はWHOの治療効果が認められた治療法です。

下記よりお気軽にご相談下さい❀

神戸の在宅治療院
・訪問鍼灸たか 本院
・訪問鍼灸たか 兵庫治療院
✆ 0120-939-797

■公式LINEアカウント
https://lin.ee/AvYZ5lh